■歯が痛くなったら(治療内容)
歯は、良くなることはありません早期治療が大切です。
■虫歯の治療内容
進行してしまったむし歯は自然に治ることはありません。
痛みがあっていても放置しておけば、ますます悪化し、歯を失ってしまうことになります。
むし歯で歯に穴があいてしまうと、その進行の度合いによってC1~C4というように分類されます。そこで神経を取る処置です。
虫歯が大きくて神経に炎症が起こった場合に行います。
虫歯の初期です。プラスチックの白い詰めものを、虫歯を削ってその場で詰める方法。
痛みはほとんどありません。
むし歯の中期です。
むし歯の部分を削りますが、削る量は大きくなってしまいます。 光学印象で型をとり、詰め物を入れます。銀色をした金属の詰めものや被せもの。
丈夫で長持ちしますが、変色したり、金属アレルギーの原因となることがあります。
むし歯がだいぶ進行してしまった状態です。
むし歯が神経まで達すると、熱いものがしみたり、何もしないのに激しい痛みを伴います。場合によっては土台をセットした上でクラウンというかぶせ物(差し歯)をかぶせます。
内側は金属で、外から見える部分にプラスチックを貼りつけた被せものです。
レジンは前歯のみ保険適用です。
■ 虫歯治療には人工物を詰める必要があります
過去にむし歯を治療した経験がある人の口の中には、たいてい「アマルガム」か「金銀パラジウム合金」という金属が入っています。
アマルガムの正式名称は「歯科用水銀アマルガム」です。歯科治療用の水銀は、無機水銀が使用されていますが 無機水銀 も有機化すると、メチル化水銀などに変質し、水俣病などの原因となった有害な水銀となります。
金銀パラジウム合金とは(ほとんどの方の銀歯) 金12% パラジウム20% 銀50% 銅16% その他2% (亜鉛 インジウ、イリジウム等)を含んでいます。
パラジウムは、金の耐摩耗性、銀の耐蝕性、耐硫化性という欠点を補うために使用されていますが、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査では,約半数の人に陽性反応が出ます。
この金銀パラジウム合金は、残念ながらむし歯治療をしたことのあるほとんどの人に使われています。当クリニックでは皮膚科のDrとの連携治療をお勧めしております。 ご相談下さい。
子供の虫歯を予防するためには、親御さんの力が必ず必要です。
小さい頃から虫歯の予防がしっかりと出来ているお子様は、大人になっても虫歯になる確率が極端に少ないことは 統計的に見ても明らかです。
家庭と歯科医師が上手に連携して、子どもの歯の健康を守りましょう。