
過去にむし歯を治療した経験がある人の口の中には、たいてい「アマルガム」か「金銀パラジウム合金」という金属が入っています。
アマルガムの正式名称は「歯科用水銀アマルガム」です。歯科治療用の水銀は、無機水銀が使用されていますが無機水銀
も有機化すると、メチル化水銀などに変質し、水俣病などの原因となった有害な水銀となります。
金銀パラジウム合金とは(ほとんどの方の銀歯)
金12% パラジウム20% 銀50% 銅16% その他2%(亜鉛 インジウ、イリジウム等)を含んでいます。パラジウムは、金の耐摩耗
性、銀の耐蝕性、耐硫化性という欠点を補うために使用されていますが、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査では,約半数の人に陽性反応が出ます。 この金銀パラジウム合金は、残念ながらむし歯治療をしたことのあるほとんどの人に使われています。当クリニックでは 皮膚科のDrとの連携治療をお勧めしております。

虫歯の治療に金属が非常に多く、歯科用金属によると思われるアレルギー症状(粘膜疾患。皮膚疾患など)を訴える患者さんが増加しています。口の中の金属は、唾液と反応して溶け出し、腐食し続けます。
金属が腐食したところから金属アレルギーになるリスクが高まります。
又、歯肉の黒い着色を起こしたり、脳、肝臓、腎臓などの臓器に蓄積し、臓器機能障害を引き起こします。体内に蓄積された重金属により発生する活性酸素はガンの原因にもなります。そして老化をスピードアップし、免疫力低下を招いています。
【アレルギーをおこしやすい歯科金属】ニッケル
・パラジウム
・コバルト
・水銀
患者様の6番目の歯には昔治療した『アマルガム』という
水銀が入っている金属でした。
体に及ぼす影響を考え外すことを提案しました。当院では詰め物セラミックに変える治療が1日で終了するセレックシステムを導入しています。
腐食し続ける金属をセラミックに変える事をお勧めします。